面接&獄中日記
今日は面接でした。
「企画」の仕事はできそうですが、ばりばり広告代理店と絡むので、ライフワークバランスが少し気になる会社さんでした。
私も過去に少しだけ代理店の方と仕事をしていた時期があるのですが、夜中にフィードバックのメールが飛んできたりするので、この人たちは本当にいつ寝てるんだろう、という風に思った記憶があります。
広告系の仕事は「好き」か「若さ」がないと続けるのは難しいと私は思ってるので、もし面接に受かった場合でも悩みそうです。
閉話休題
昨日「ロサンゼルス女子刑務所」を観ました。
タイトルの通りロスの女子刑務所に収容された人のお話(フィクション)です。
この映画自体の感想は、撮りたいシーンだけ撮ったような印象で、どちらかというと微妙でした。
ふと実際に日本の刑務所ってどんな感じなんだろう?というのが気になり、ブログか何かないか探してみたところ、こちらのブログに行き着いたのですが、こちらが中々にすごいブログでした。
ファーストビューやブログの背景になんだか戦慄してしまいます…。
こちらのブログ、著者の方は早稲田出身の経営者のようで、文章を拝見している限り聡明な方のように見受けられるのですが、諸事情により刑務所に入ることになってしまい、そこで過ごされた3年余りの獄中生活が1日1日とてもリアルに描かれています。
ブログを拝見する限り、刑務所というのは
何をするにも許可と時間が必要で、
ご飯はトイレと同じ空間で食べ、
お風呂は短い時間で何十人もと同時に入り、
虫歯などの病気になっても診察と治療がほどこされるまでに何週間とかかり、
仕事の大半は三途の石積みのようなやりがいを感じづらい単調もので、
どんなに小さなことでも規則から外れたことをした瞬間に怒号が飛び、
罵倒され、謝り続けても待っているのは懲罰で、
安らぎとなるのは、家族や友人との面会時間や送られてくる手紙、僅かばかりの自由時間、そして夢の中
そういう場所のようでした。
夜中から、のめり込むように読み始めましたが、3年分、ほぼ毎日の日記をアップされているのでボリュームが多く私もまだ全ては読みきれていません。
ですが読んでいく中で「今何気なく過ごしているこの日常は、それだけでとても貴重なものなんだな。」ということを再認識させられました。
著者の方は、勉強熱心な方のようで、獄中という極度に自由が奪われた環境の中でもなんとか本を読む時間を確保したり、勉強する姿勢を貫かれていました。
今の自分は自由に使える時間がふんだんにあるのに、そのほとんどを只々無駄にしています。時間には限りがあることを知りながらも、その有限性を実感しづらいがために、目先の誘惑に負け、本当に必要なことを後ろ回し後ろ回しにしています。
この恵まれた環境がずっと続くとは限りません。
何かのきっかけで自己実現に使える時間がなくなってしまう可能性はいつだってあります。今自分の置かれている環境のありがたみに感謝し、時間と自由を大切にしなければと改めて思いました。
もう何度もトライしては、挫折していますが
すべきことをリストアップし
翌日にやるべきことを時間単位で決め
それをその通りにこなす
少なくとも自分が納得できる生活に辿り着くには、これを着実にやるしかないです。
そして今の自分にはそれができる環境が整っています。
林先生ではないですが、正に「いつやるの?今でしょ。」です。
思わぬことから今の生活を省みるきっかけになりました。
感謝。