30代前半の無職ブログ

Web系の制作会社に勤めていましたが、そこの会社で働いている意味を感じず退社しました。次の職が見つけるまでの日々を綴っていきます。

「人前で話す技術」を格安で学ぶ方法。

会議、プレゼン、結婚式でのスピーチ。

そういった場で上手に話せるかどうかで、信頼や評価って大分変わりますよね。

 

社会人の方は、特にその重要性を感じてると思います。

 

ですが、そのスキルを高めようと「話し方教室」などで検索してみてもヒットするのは月に何万もする高い講座ばかり。悩んでいるうちに、「まぁいっか、下手でもなんとかなるし。」と思って結局はそのままということは多いのではないでしょうか。

 

そんな方はぜひ一度トーストマスターズに行ってみてください。

 

トーストマスターズ?

トースト…パン、、をマスターした人たち?

違います。

 

トーストマスターズとは話し方、パブリックスピーチ、リーダーシップを学ぶ国際的な非営利団体の名称です。

簡単に言うと、「人前で話す練習をするクラブ」です。

 

下記が日本の公式サイトになります。

www.district76.org

 

トーストマスターズ、という言葉の由来は、下記の通りです。

"Toast"はパンのトーストの意味ではなく、「乾杯!」の方の意味です。"Toast!"の掛け声の前口上を大勢の人の前でも動じず、立派に、かつ少々ユーモアを交えて言ったり出来るような達人"Master"を意味します。

 引用:http://leadership-tmc.ciao.jp/faq_jpn.html

 

世界的な団体で、日本の各所にもクラブが存在しています。

>>トーストマスターズクラブ一覧

 

どんなことをしているのかというと、各クラブごと開催日は異なるのですが、月に2回程度、1回2~3時間の「例会」というものが行われています。

例会では「準備スピーチ」「テーブルトピック」「論評」といった各テーマにそったスピーチを参加メンバーが行います。

簡単にそれぞれどんなものか説明します。

 

・準備スピーチ…スピーチのマニュアルブックがあるのですが、その内容に従って自分でスピーチを準備し、5〜8分のスピーチを行います。

 

・テーブルトピック…その場でお題が与えられ、お題にそったスピーチを即興で考え発表します。

 

・論評…準備スピーチで発表した人に対して、フィードバックを行います。

 

クラブごとに、日本語だけのクラブ、英語と日本語をやるバイリンガルクラブ、英語だけのクラブ、と分かれていますが、行う内容は大体一緒です。

 

実際、私もあるクラブに所属しているのですが、人前で話すのを勉強する場として、めちゃくちゃいいです。

例会では失敗しても全然OKですので、本番ではない所で「人前で話す」という場数を踏めるのと、毎回スピーチに対してフィードバックをもらえるので、常に改善をしていくことが出来ます。

 

そして何より安いです。

一般的な話し方教室は、「3ヶ月、週一で通って全12回で5万円」とかそれくらいのものが多いのではないでしょうか。

 

トーストマスターズは参加するクラブにもよりますが、

入会金…約3,000円

会費…約6,000円(半年ごと)

なので、半年で高くても9千円とかです。

(私が通っているクラブは入会金込みで7千円程度でした。)

 

あと、参加することで色々な人と知り合いになれます。

年齢層は、20代〜60代くらいの方が幅広く在籍されています。

そしてトーストマスターズの方は皆、礼儀正しい大人の方ばかりです。

 

またトーストマスターズでは、コンテストと呼ばれる大会が行われています。(参加は任意です)

各クラブ内の大会 → 地区大会 → 県大会 → 全国大会…のように勝ち上がって行って最終的に優勝者を一人決定します。

一つ参考として2012年の日本語スピーチコンテストで優勝された小林茂さんの動画を貼っておきます。

youtu.be

 

気になった方は「体験参加」というカタチで無料でクラブの雰囲気を確かめることができますので、ぜひ一度トーストマスターズへ足を運んでみてください。